・FIRE/セミリタイアに興味あるけど、果たしてそれで本当に幸せになるのだろうか?
・FIREしてアルコール依存症になってしまう人がいるのはなぜ??
今回は、こういった悩みや疑問に答えていきます。
本記事でわかることは以下のとおり。
✓FIREしてアルコール依存症になってしまう人の特徴がわかる
✓FIRE、セミリタイア後も幸せに暮らし続けるためのポイントがわかる
私は30代前半の会社員で、派遣社員の妻と2人暮らしのDINKS家庭です。
運用資産が5,000万円ほどあり、将来はサイドFIREしてゆるめに暮らしたいと思っています。
サイドFIRE希望があるので、すでにFIRE・セミリタイアを達成された方々の情報を日々Youtubeやブログなどで確認しています。
生き方は皆さん多種多様なのですが、なかには「アルコール依存症」になって人生急降下してしまったという方を数人知りました。
1億円以上の大金を手にして、さぞ人生勝ち組かと思いきや、かえって人生がおかしくなってしまったパターンです。
私自身はまだFIREしておらず、アルコール依存症にもなっていないのですが、「なぜそうなってしまうのだろう?」ということを自分なりに考えを巡らせてみました。
そこで今回は、
- FIREした後にアルコール依存症になる人が出る理由
- FIREした後にアルコール依存症になりそうな要注意な人の特徴
- FIREした後もイキイキと生活するために大切だと思うこと
について、個人的見解を述べていきます。
FIREした後にアルコール依存症になる人が出る理由
FIREした後にアルコール依存症になってしまう人がいるのはなぜか??
端的にいうと、
「退屈を手っ取り早く紛らわせ続けた結果」
だと考えます。
実際にFIREされた方の多くは、FIREすると時間が余って退屈に感じる時間が増えるといいます。
「退屈」については、実際にFIREしていないサラリーマンでも感じる場面があるかと思います。
たとえば、GWやお盆休みなどの連休中。
旅行などの大型イベントが入っていれば別ですが、ただ家や近所でのんびりしているだけだと、だんだんと退屈に感じてくる方も少なくないはずでしょう。
私なんかはもっと酷いときがあって、サラリーマンとして在宅勤務をしている最中にすら、仕事が忙しくない時期は「退屈だなぁ」思うときがあります(笑)
贅沢な話ではあるのですが、「退屈」だという感情に至っているのは事実なんですね。
おそらくFIREして暇になると、退屈を紛らわせるためにゲームをしたり、動画を見たりすることになると思います。
はじめのうちは楽しいものの、だんだんと物足りなくなってきて、刺激が足りなくなってきます。
そうなってくると、日中からお酒に手が伸び始める…
お酒を飲むと手っ取り早く気持ちよくなれるので、とりあえず飲む…
時間の束縛がないから、日中から毎日飲んでしまう…
この連鎖によって、アルコール依存症になってしまうのだと思います。
つまり、「暇を簡単な方法で埋め合わせた結果、辿り着く末路」なのでしょう。
FIREした後にアルコール依存症になりそうな要注意な人の特徴
では、どのような人がFIREした後にアルコール依存症になってしまうのでしょうか。
個人的には、以下3パターンに当てはまる場合に要注意だと考えます。
連休中に、ダラダラしてしまう人
GWや夏休みなどの連休中にダラダラしてしまう人は当てはまるリスクがあるように思います。
もちろん普段働いているのでダラダラしていい期間なのですが、たとえば連休中は「昼夜逆転」「家から1歩も出ない」「パジャマから着替えない」といったスタイルになってしまう人はキケンかもしれません。
FIREすると時間の束縛がなくなるので、完全に自分の自由ですよね。
「自由=良くも悪くも際限がなくなる」ということなので、限りなくダラダラすることもできます。
「朝から焼酎」なんてことも容易いわけです。
「連休中も規則正しい生活を自主的に続けられているか?」どうかが1つの判断ポイントになるでしょう。
受け身の仕事にしか慣れていない人
受け身の仕事にしか慣れていない人も注意が必要だと思います。
毎日サラリーマンとして与えられた業務をこなす状態は、「1週間の過ごし方を誰かに決めてもらっている」状態なんですよね。
自分の頭で考えなくても、日々のルーティンが成立しているということです。
FIREしてこのルーティンが外れると、1週間を丸々自分で設計しなければなりません。
自分で1週間を設計することって、慣れていないと意外と難しいことだと思うのです。
その結果、手っ取り早く良い気分になれるお酒をルーティンに組み入れ、「お酒に1週間を形づくられている」状態になってしまうのでしょう。
反対に、小規模でも自分で副業などにチャレンジしてみたり、会社で新規事業創出に携わったりしている人は、FIRE後も能動的なスケジュール設計を続けていくことができるように思います。
会社以外で仲間がいない人、一緒に住む家族がいない人
会社以外で仲間がいない人、一緒に住む家族がいない人も注意が必要だと思います。
なぜなら、FIREすると圧倒的に1人の時間が多くなるから。
1人の時間は自由気ままである一方、暇・退屈・寂しいという感情が沸きやすい状態です。
たとえばサラリーマン時代に週末含めた大半の時間を会社の同僚や部下、上司と一緒に過ごしていた方、1人暮らしの方は、FIRE後の時間を誰と過ごすかについて、仲間づくりを含め真剣に考えたほうが良さそうです。
もっとも、上記のような方はそもそもFIREしなさそうですが・・・(笑)
FIREした後もイキイキと生活するために大切だと思うこと
これまでの見解を踏まえ、FIREした後もイキイキと生活するために大切だと思うことを述べていきます。
自分の仕事を見出す
一生涯かけて続けられる自分の仕事を見出すことが大切だと思います。
ゲーム、マンガ、動画などの受動的消費だけだと、毎日を楽しく生きるのに限界が来ると考えているためです。
日々を満足感高く生きるためには、「受動的消費」と「能動的生産」のバランスが重要になります。
「能動的生産」の典型例が仕事です。
仕事といっても、必ずしもオフィス出社して週5日/9時~17時半勤務である必要はありません。
自分にフィットする何かしらの仕事をして、社会貢献の対価としていくらかお金をいただく、これだけで十分だと思います。
仕事でなくても、ボランティア活動などでも良いでしょう。
FIRE仲間を作る
FIREすると平日の日中が「白紙」になります。
その白紙をどのように彩るかで、人生の満足度が決まります。
そして、その満足度を決定する重要な要因の1つが「一緒に過ごす人々」です。
やはり人間は社会的動物なので、孤独な状態が高い満足度を生み続けることは考えにくいです。
とある研究データによると、孤独は1日15本の喫煙よりも有害で、短命の要因になるようです。
よって、平日の日中を一緒に楽しめる相手・良い刺激を与え合える相手を見ることが大切になるでしょう。
できれば家族以外にもそのような仲間を見つけられると最高ですね。
※私もFIRE後の人生を一緒に楽しめるようなFIRE仲間が欲しいと思っています!
まとめ:FIREした後も幸せに暮らし続けるために
大金を手にしてFIRE・セミリタイアを達成しても、アルコール依存症などになって人生急降下してしまう方も存在するということが、情報収集していく中でわかりました。
「退屈を手っ取り早く紛らわせ続けた結果」、そのような結末になってしまうのだと考えます。
FIRE後も充実した毎日を過ごすためには、
・受動的消費だけでなく、ライフワークなどの能動的生産も日々の生活に組み込む
・平日の日中も一緒に過ごせる家族や仲間、社会的コミュニティをつくる
ことなどが重要になるでしょう。
FIRE・セミリタイアを目指す方々は、FIRE後の充実した生き方について、ぜひ娯楽以外の観点も含めて検討してもらえればと思います^^
私自身も、生涯続けられるライフワークや気の合うFIRE仲間を見つけていきたいです!
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